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七五書店・熊谷さんがおすすめする9冊!

2016/7/6

1.西加奈子『まく子』(福音館書店)
現在の、そしてかつての少年少女たちにメッセージが届く、西加奈子のボーイ・ミーツ・ガール。

2.仲谷正史,筧康明,三原聡一郎,南澤孝太『触楽入門』(朝日出版社)
「触感」からひろがる世界は、こんなにも大きい。もっと知りたくなる、あれこれ試してみたくなる。

3.越前敏弥『翻訳百景』(KADOKAWA/角川新書)
おもに文芸翻訳の仕事について、奥深さや大変さがとてもよくわかり、興味のあるひとに安心しておすすめできる。大きく世界がひらける一冊。

4.上岡伸雄『テロと文学』(集英社/集英社新書)
丁寧な取材と分析で読み解かれる「テロと文学」、そして「戦争と文学」。

5.山川直人『日常の椅子 菅原克己の風景』(ビレッジプレス)
菅原克己と山川直人、ふたりのまなざしはよく似ている。詩人と漫画家の詩心が理想的な融合を果たした。

6.清家雪子『月に吠えらんねえ』(講談社/アフタヌーンKC)
膨大な資料を下敷きにしてキャラクター化された近代詩歌句の才能たちが、時代の称賛や困難と真正面から激突する。漫画ならではの表現世界。

7.北野新太『透明の棋士』(ミシマ社)
ここに描かれている棋士の姿は、将棋を知らないひとの目も引きつけるはず。何かに全身全霊で挑む生きかたは、こんなにも静かに熱い。

8.荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために』(東京書籍)
若手在野研究者の熱のこもったナビゲートで紹介される多くの先達の人生が、くすぶった気持ちに火をつけ、躊躇する背中を押してくれる。

9.北田博充『これからの本屋』(書肆汽水域)
不況論も危機論も聞き飽きた。行動するひとたちが、それぞれの「これから」を作る。答えはひとつではない。負けていられない、と思う。

■七五書店
※住所/名古屋市瑞穂区弥富通2−4−2
※電話/052−835−0464

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